<注目銘柄>=サイバネット、第2四半期業績に上振れ余地
サイバネットシステム<4312>が8月7日に発表を予定している19年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は上振れ余地が大きいといえそうだ。
第1四半期(1~3月)の連結経常利益は6億8000万円(前年同期比2.7倍)で、通期計画16億800万円に対する進捗率は42.3%に達している。主力のCAE(実験やテストをコンピューター上でシミュレーションし、分析する技術)ソリューションサービス事業は、電機や自動車業界向けなどが堅調に推移。ITソリューションサービス事業ではセキュリティー関連が伸びており、足もとではこうした好環境が続いているとみられる。
株価は75日移動平均線まで調整したことで一巡感が台頭し、6月26日の安値607円を底に出直り気配。直近では5日移動平均線と25日移動平均線とのゴールデンクロスが実現しており、5月20日につけた年初来高値723円奪回からの一段高が期待される。(参)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)