東京株式(前引け)=続落、円高など嫌気され売り優勢の地合い続く
7日前引けの日経平均株価は前営業日比167円75銭安の2万417円56銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億2777万株、売買代金概算は1兆602億1000万円。値上がり銘柄数は769、対して値下がり銘柄数は1285、変わらずは90銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、日経平均の下値模索が続き、前日に米株市場で主要株指数が反発した地合いを引き継ぐことができなかった。米中摩擦への懸念がくすぶるなか、取引時間中に為替が再びドル安・円高に振れたことなどが嫌気された。また、決算発表を受け低調な企業業績に対する警戒感も買いを手控えさせている。前場中ごろに下げ渋る場面もあったが、買いは続かず前引けにかけ売り直された。
個別ではファーストリテイリング<9983>、ZOZO<3092>が軟調。SUMCO<3436>が売られ、アドバンテスト<6857>も安い。太陽誘電<6976>も値を下げた。フジシールインターナショナル<7864>が急落、タカラトミー<7867>、NISSHA<7915>、サンケン電気<6707>なども大幅安。半面、任天堂<7974>、ソニー<6758>が堅調、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が値を飛ばした。ダイキン工業<6367>がしっかり。JVCケンウッド<6632>が急伸したほか、アイティメディア<2148>も大幅高。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)