日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反発、資生堂と東エレクの2銘柄で約27円分押し上げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり116銘柄、値下がり102銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は反発。29.30円高の20647.87円（出来高概算4億6778万株）で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、欧州株高や複数の小売企業決算が好感され、主要3指数は揃って反発をみせた。これにより、シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の20685円となり、本日の日経平均はこの水準を上回る格好で寄り付き、直後に上げ幅は一時100円を超える場面もみられた。一方、前場中ごろから開始されたアジア株式市場がまちまちとなるなか、朝方に見られた海外短期筋による指数先物に対する買い戻しの動きも限られ、日経平均は前引けにかけてじりじりと上げ幅を縮小する展開となった。なお、物色としては、米半導体SOX指数が強含み継続となるなか、東京市場でもハイテク株が全般堅調であったほか、後述する7月訪日外客数を好感したインバウンド関連などへの物色が目立った。
値上がり寄与トップは、資生堂<4911>、同2位は東京エレクトロン<8035>となり、2銘柄で指数を約27円分押し上げたほか、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ファナック<6954>などがそれに続いた。資生堂は、日本政府観光局（JNTO）が前日に発表した7月訪日外国人客数（推計値）が過去最高（単月）を更新したことで、インバウンド需要拡大に対する期待感から関心が向かったようだ。なお、値下がり寄与上位銘柄には、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ダイキン<6367>、トレンド<4704>などが並んだ。
*11:30現在
日経平均株価 20647.87(+29.30)
値上がり銘柄数 116(寄与度+87.65)
値下がり銘柄数 102(寄与度-58.35)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4911> 資生堂 8550 456 +16.58
<8035> 東エレク 19395 290 +10.55
<6857> アドバンテ 4195 85 +6.18
<6098> リクルートHD 3395 55 +6.00
<9433> KDDI 2797 19 +4.15
<6954> ファナック 18415 100 +3.64
<6902> デンソー 4385 76 +2.76
<8028> ユニファミマ 2253 14 +2.04
<4452> 花王 7730 55 +2.00
<7735> スクリン 6350 250 +1.82
<7269> スズキ 3936 43 +1.56
<6762> TDK 8430 40 +1.45
<8015> 豊通商 3250 40 +1.45
<7832> バンナムHD 6330 40 +1.45
<9766> コナミHD 4650 35 +1.27
<7751> キヤノン 2752 22.5 +1.23
<8830> 住友不 4034 32 +1.16
<6988> 日東電 4924 29 +1.05
<6770> アルプスアル 1775 29 +1.05
<7270> SUBARU 2752.5 26.5 +0.96
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4740 -56 -12.22
<6758> ソニー 5886 -109 -3.96
<6367> ダイキン 13320 -80 -2.91
<4704> トレンド 5020 -70 -2.55
<4543> テルモ 3278 -17 -2.47
<2801> キッコーマン 4775 -65 -2.36
<6971> 京セラ 6399 -31 -2.25
<4519> 中外薬 7440 -60 -2.18
<9983> ファーストリテ 63420 -50 -1.82
<7951> ヤマハ 4700 -45 -1.64
<1925> 大和ハウス 3274 -44 -1.60
<3382> 7&iHD 3673 -39 -1.42
<4523> エーザイ 5451 -39 -1.42
<9735> セコム 8955 -33 -1.20
<2502> アサヒ 4880 -32 -1.16
<8267> イオン 1870 -30.5 -1.11
<4503> アステラス薬 1451 -6 -1.09
<4751> サイバー 4575 -135 -0.98
<4568> 第一三共 7027 -26 -0.95
<9613> NTTデータ 1383 -5 -0.91
《CN》
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