NY債券:堅調、米中対立が激化

市況
2019年8月24日 9時39分

23日の米国長期債相場は堅調。中国が米国産大豆、原油を含めた対米追加報復関税計画を発表したことに対して、トランプ政権はさらなる対中措置を発表する見込みで、米中対立が激化。トランプ大統領は米国の製造業に中国から撤退するよう指示し、米中対立が激化。貿易摩擦が深刻化、長期化し、米国や世界経済が景気後退入りするとの警戒感が強まった。関税の期限となっている9月1日まであと1週間を残すのみとなった。トランプ政権は消費財への追加関税を先送りしてきたが、状況次第では発動に踏み切る可能性も懸念されており、リスク回避の動きに一段と拍車をかける可能性も残る。

2年債利回りは1.53%(前日比:-8bp)、10年債利回りは1.54%(同比:-7bp)、30年債利回りは2.03%(同比:-7bp)で取引を終えた。

《TN》

提供:フィスコ

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