前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2019年9月11日 5時20分

■ミライアル <4238>  1,268円 (-98円、-7.2%)

東証1部の下落率7位。ミライアル <4238> は6日ぶりに反落。同社は半導体シリコンウエハー容器を手掛け、300ミリ対応品でシェアトップを誇る。9日取引終了後、20年1月期業績見通しに対して、売上高が前年比9.1%減の91億円、営業利益が同26%減の11億円と大幅な減収減益予想を発表しており、これが大きく嫌気された。また、配当について、前期実績に対し10円減配し、20円とする方針を併せて開示していることもあって、目先利益確定売りを助長した。

■リクルート <6098>  3,175円 (-86円、-2.6%)

リクルートホールディングス <6098> が4日ぶりに反落。同社は先月28日に株式売り出しを発表したが、この日から売出価格の決定期間に入っていることから警戒感が膨らんでいる様子だ。凸版印刷 <7911> や大日本印刷 <7912> など既存株主13社が最大1億2150万株の保有するリクルート株を売却する予定だ。

■コーセーアールイー <3246>  674円 (-15円、-2.2%)

コーセーアールイー <3246> が6日ぶりに反落。同社は福岡市を地盤とする中規模物件の開発・販売を手掛ける。9日取引終了後に発表された第2四半期累計(2~7月)業績は、売上高42億1800万円(前年同期比24.3%増)、営業利益2億3300万円(同15.5%減)、純利益1億5100万円(同11.0%減)と営業減益だったが、従来予想の売上高41億800万円、営業利益1億100万円を上回って着地した。ただ、この日は材料出尽くし感から売りが優勢となった。ファミリー物件や中古物件の販売が伸長したことが売り上げ増に寄与した。また、ファミリーマンション販売事業の販売費の使用が遅れたことで利益が上振れた。なお、20年1月期通期業績予想は、売上高121億円(前期比0.4%減)、営業利益14億2300万円(同8.1%減)、純利益9億2000万円(同9.8%減)の従来見通しを据え置いている。

※10日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

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