コーセルは大幅反落、20年5月期業績予想を下方修正
コーセル<6905>は大幅反落している。11日の取引終了後、20年5月期の連結業績予想について、売上高を270億円から241億8000万円(前期比13.3%減)へ、営業利益を25億1000万円から14億7000万円(同56.2%減)へ、純利益を16億円から5億7000万円(同73.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
米中貿易摩擦などの影響を受けて、スマートフォンやデータセンター関連設備の需要低迷によりメモリー半導体の市況悪化が続き、スイッチング電源市場でも設備投資計画の見直しや先送りが進められていることが要因としている。
なお、同時に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)決算は、売上高57億8400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益2億7400万円(同79.7%減)、最終損益2億700万円の赤字(前年同期9億1000万円の黒字)となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)