NY株式:下落、米中貿易交渉の先行き不透明感増す

市況
2019年9月21日 8時24分

米国株式相場は下落。ダウ平均は159.72ドル安の26935.07、ナスダックは65.21ポイント安の8117.67で取引を終了した。トランプ大統領が中国との通商交渉での進展を示唆し、買いが先行。しかし、午後に入り、中国の派遣団が予定されていたモンタナの農業視察を取りやめたとの報道を受けて下落に転じた。オプションや先物の決済日が重なるクアドルプル・ウィッチングで出来高が膨らんだ。セクター別では、電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や小売が下落した。

動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、ヘイスティングスCEOがアップル(AAPL)やディズニー(DIS)の動画配信事業への参入で競争激化を示唆し、下落。ストリーミング端末のロク(ROKU)は、一部アナリストによる売り推奨を受けて大幅下落。一方で、百貨店のJCペニー(JCP)は、債務負担を軽減するために債権者と協議していることが報じられ、大幅上昇。設備レンタル会社のユナイテッド・レンタルズ(URI)は、ゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け、買われた。

ボストン連銀総裁は、貿易や地政学などが景気に影響を与えるリスクはあるものの、金融政策については、金融緩和がほとんどなくとも景気回復は継続するとの考えを示した。

(Horiko Capital Management LLC)

《TN》

提供:フィスコ

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