【今週読まれた記事】複合テーマで着火!“業界地殻変動”大相場に期待

特集
2019年9月21日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月14日から20日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

日経平均10連騰、9月に入っていまだ下落が2日間のみという強調展開で年初来高値まであと一歩のところまで迫っている日本市場。「東京市場の根幹が崩れていたわけでもなく、単に反発のきっかけを待っていただけということになる」と述べるのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 日経平均9連騰、米中の対立緩和が市場好転を呼ぶ!」の北浜氏。米中の緊張緩和によって輸出関連株や景気敏感株の見直し買いが入るとして推奨銘柄を挙げ、今週もアクセスランキングのトップ10入りとなっています。

ただ、年初来高値2万2362円は大きなフシ目であり、簡単に上抜けると考えるのは楽観的に過ぎるでしょう。そこで気になるのは今後の上値・下値のメド。今週の<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は、「日経平均は連騰疲れもあって当面は上値が重くなりそうだ。向こう1ヵ月間のレンジとしては2万1000円から2万2500円のゾーンでの推移」と予想。ArgoNavisフィナンシャルコンシェルジュの清水洋介氏は、「日経平均が4月高値2万2362円を更新するのは来月下旬から11月に入ってからだとみている。目先は高値圏での一服局面となることも予想される」と、両氏ともここからすぐの上値追いには否定的な見方となっています。

上値の重さは各所で指摘されていますが、同時に下値の堅さについての言及も目立っています。サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで原油相場が高騰、NYダウが下落した3連休明けの17日、日本市場は朝安後にプラス圏に浮上。この日の詳細をリポートした「衝撃のサウジ施設攻撃! 揺れる原油相場と世界株式市場の行方 <株探トップ特集>」はランキング上位入りとなりました。また、「植草一秀の『金融変動水先案内』 ―米国政治『奥の院』における暗闘」の植草氏は「日本株価が底堅く推移している最大の理由は、現在の株価水準が利益水準から見ると著しく割安な水準に位置していることにあります」と指摘しています。

そのほか、隔週の新連載「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─ 海外資金流入への思惑」の村瀬氏は先週の相場を詳細に分析した上で注目銘柄を挙げランキング入り。「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 9月13日、18日が相場の転換日になる?」の杉村氏は、バリュー株の人気が長く続かないと指摘して今週もランキング上位を定位置としています。「富田隆弥の【CHART CLUB】 『好転、リスクオン再開』」も、「次に目指すは、4月24日の年初来高値2万2362円となる」と予想を的中させ多くの方に読まれました。

「いま目に映っているファンダメンタルズは、仮にそれがサプライズを伴うものであっても株価は瞬時に織り込む。しかし、材料やテーマに火が付いた時は、その着地点がすぐには見えてこない。描かれるシナリオに沿って株価は走り続ける」――今週のランキングトップを獲得した「金融地殻変動で大相場突入!システム投資関連『超買い場の5銘柄』 <株探トップ特集>」は、基幹系システムの老朽化という「2025年の崖」問題が“かつてないビジネスチャンス”となるシステム関連銘柄の中でも、証券業界と地方銀行の連携という“地殻変動”が起こっている「金融系システム関連銘柄」を特集。ダブルスコアで2位を引き離す断トツの人気となりました。

このように、一つのテーマだけではなく複数の要素が合わさった時に化学反応が起こることもあり、情報収集は幅広く行うことが求められます。投資テーマ関連では以下の記事がランキング入りしています。どの記事もお見逃しなく。また、「大化けのプロローグ、AI関連『中低位株』ここから狙う5銘柄 <株探トップ特集>」は大人気となり2週連続のランクインとなりました。

いよいよ開幕、株高へキックオフ!「ラグビーW杯」関連株 <株探トップ特集>

脱炭素社会へ活用必須、関連予算増で飛躍期待の水素関連株 <株探トップ特集>

いよいよ実用化、「バイオ3Dプリンター」関連株が創りだす株価未来図 <株探トップ特集>

「ソーシャルゲーム」が11位にランクイン、「ドラクエウォーク」好調で注目<注目テーマ>

「5G」が3位にランク、NTTドコモがプレサービス開始へ<注目テーマ>

スクリーニング記事は今週も人気です。会社計画の“進捗率”に焦点を当て、上方修正する可能性の高い銘柄を探った<成長株特集>は「上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」が〔第1弾〕〔第2弾〕ともに上位ランキング入り。先週配信の「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 21社選出 <成長株特集>」も上位入りしています。

上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第1弾〕 <成長株特集>

上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第2弾〕 <成長株特集>

また、9月配当や株主優待への関心も高く、「9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 『東証1部』編 <割安株特集>」が多くの方に読まれトップ10に入ったほか、「配当&株主優待“ダブル取り”、利回り『4%超』好業績株を追え! <株探トップ特集>」も2週連続でランクインしています。そのほか定番の「10万円以下で買える」や利回りランキングもよく読まれています。

9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「2部・新興他」編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月18日版

注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 9月18日版

10万円以下で買える、3期連続増益&低PER「お宝候補」22社【東証1部】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、3期連続増益&低PER「お宝候補」23社【2部・新興】編 <割安株特集>

テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイド「ゼロから始める『株探』の歩き方」第5回が配信されました。前回に続き、株探の心臓部ともいえる決算について解説。今回は個別銘柄の決算を見るうえで、これだけは知っておきたいツボをわかりやすく紹介しています。“株探の達人”を目指す方、必読です。

ゼロから始める「株探」の歩き方 

株探の決算速報は株取引のマストアイテム 決算速報は有望銘柄の宝庫【2】

“株探プレミアム”専用記事は、大人気「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 とりでみなみさんの場合-最終回」を配信。「ほったらかし投資」で大きな利益を上げてきた“とりでさん”ですが、長期投資に必要な忍耐力を保つために行っている「お金のなる木」について紹介しています。

また、先週配信したプレミアム専用スペシャル・リポート「日本初の遺伝子治療薬は世界に羽ばたくのか、アンジェス山田社長に聞く」が今週もランキング入りしています。かなり突っ込んだ内容のインタビューとなっており必見です。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料で読めますので、まだの方はぜひご覧下さい。

更に、毎朝の相場展望でおなじみの伊藤智洋氏による新連載「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 9月15日版(1)」を株探プレミアム会員限定で配信しました。日経平均株価の年間変動幅についての詳しい分析とともに今週の展望が語られます。こちらのコラムは毎週日曜日の朝配信。どうぞお見逃しなく。

株探プレミアムは30日間の無料体験ができます。上記“プレミアム専用コラム”のほか、最大25期の通期業績、銘柄分析に役立つ“成長性”“収益性”タブ、最大22期のキャッシュフロー、業績予想の修正履歴など、使えば使うほど奥の深いコンテンツ満載の株探プレミアム。この機会にぜひ加入をご検討ください。

日々多くの発表が行われますが、その中から注目するべき材料を抽出し、一気にチェックできる定番記事が「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】」です。先週末から今週にかけて配信した記事リストは以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月13日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月17日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月19日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月13日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月17日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月18日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月19日)

一日の相場を振り返り、翌日の流れを予想する「明日の株式相場戦略」は、米FOMCのパウエル議長発言を受けて大幅高となった後、日銀の金融政策決定会合の結果から円高となり上げ幅を縮小した19日に配信した「明日の株式相場戦略=下値の底堅さは確認、『5G』関連株などに注目」が特に多くの方に読まれました。

明日の株式相場戦略=日経レバの水面下の戦いに視線集まる

明日の株式相場戦略=10月補正予算を睨み新星輝くか

明日の株式相場戦略=下値の底堅さは確認、「5G」関連株などに注目

来週の株式相場戦略=年初来高値意識の展開も、配当権利取りが活発化

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決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
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