「キャッシュレス決済」が5位にランク、還元事業スタート間近で関心高まる<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 電線地中化
2 5G
3 人工知能
6 水素
7 ドローン
8 ソーシャルゲーム
10 カジノ関連
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「キャッシュレス決済 」が5位となっている。
消費税が10%に上がる10月1日が迫ってきたが、これに伴って実施されるのがキャッシュレス・消費者還元事業だ。これは消費税率引き上げ後の9カ月間に限り、対象となっている中小・小規模店舗でクレジットカードや電子マネー、QRコードなどを使って代金を支払うと最大5%のポイントが還元される仕組み。中小店舗の同事業への参加申し込みなどの手続きは、キャッシュレス決済事業者経由で実施され、登録決済事業者には9月13日時点で、GMOペイメントゲートウェイ<3769>やバリューデザイン<3960>など948社が名を連ねている。
ただ、登録申請や決済端末の導入が遅れている店舗も少なくないとみられ、こうした店舗を支援する事業に乗り出す企業も相次いでいる。イー・ガーディアン<6050>は9月4日から、キャッシュレス・消費者還元事業を活用する決済事業者が、還元事業の対象となる中小・小規模店舗の登録申請の際に必要な審査を代行する「加盟店審査・登録申請サポートサービス」の提供を開始。ヤマトホールディングス<9064>傘下のヤマトロジスティクスは10月から、店舗などがキャッシュレス決済端末を導入する際の作業を支援するサービスを始める予定だ。
また、足もとでキャッシュレス関連銘柄として存在感が高まっているのが、ビリングシステム<3623>だ。同社は20日、スマートフォン決済のPayPay(東京都千代田区)とPayPay利用加盟店の開拓業務で提携したと発表。この日は上げ一服となっているが、週初から2日間の上げ幅はストップ高を交え一時500円超に達した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)