決算マイナス・インパクト銘柄 … 大豊工業、オークワ、ERIHD (9月30日発表分)

特集
2019年10月1日 9時28分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月27日から9月30日の決算発表を経て10月1日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 大豊工業 <6470>

20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比42.3%減の6.4億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の16億円に対する進捗率は40.3%にとどまり、5年平均の48.7%も下回った。

▲No.3 大光 <3160>

20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は300万円の赤字(前年同期は6700万円の黒字)に転落した。

▲No.5 オークワ <8217>

20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比26.0%減の8.9億円に減り、通期計画の32.5億円に対する進捗率は27.5%にとどまり、5年平均の35.3%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6470> 大豊工業    東1   -3.77   9/30   1Q   -42.26

<9982> タキヒヨー   東1   -2.52   9/30  上期    黒転

<3160> 大光      東1   -1.33   9/30   1Q    赤転

<2186> ソーバル    JQ   -0.85   9/30  上期    27.74

<8217> オークワ    東1   -0.65   9/30  上期   -25.99

<6083> ERIHD   東1   -0.62   9/30   1Q   -23.91

<7921> 宝印刷     東1   -0.24   9/30   1Q    -0.52

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10月1日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

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