テクノスマートが連日ストップ高で異彩放つ、EV向け電池関連の需要取り込みに注力
テクノスマート<6246>が一時値幅制限上限の150円高は1077円まで買われ、前日に続くストップ高となった。リチウムイオン電池や全固体電池など車載用2次電池関連に位置付けられる銘柄群が物色人気化している。全固体電池の開発に取り組んでいる三櫻工業<6584>は既に株価を急騰させたが、これに追随する動きが相次ぐ。テクノスマートはフィルム化工機メーカーで、電気自動車(EV)市場の拡大を見込んで車載電池向け関連機器の需要取り込みに傾注している。業績も絶好調、19年4~9月期営業利益は従来予想の12億1000万円から24億5000万円に増額。また、通期見通しについても15億8000万円から27億5000万円に大幅上方修正した。更に年間配当も26円から36円に10円も増額したことで投資資金の流入を加速させた。