トーメンデバは後場カイ気配、既存ビジネスのシェア拡大で20年3月期業績予想を上方修正
トーメンデバイス<2737>は後場カイ気配スタート。前引け後に20年3月期の連結業績予想について、売上高を2100億円から2400億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を30億円から33億7000万円(同4.5%減)へ、純利益を19億1000万円から24億円(同26.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場でデータセンターストレージ向けNAND FLASH製品の販売が好調に推移していることに加えて、ファンドリービジネスなどの新規商材の売り上げが伸びたこと、更に懸念していた世界経済情勢や半導体市況の低迷の影響が想定よりも小さかったことが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1257億8100万円(前年同期比26.4%増)、営業利益18億7800万円(同14.1%減)、純利益13億7600万円(同21.4%増)だった。