「ソーシャルゲーム」が17位にランク、「スイッチ」好調でゲーム関連株に人気波及<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 全固体電池
2 半導体
3 5G
6 半導体製造装置
7 国土強靱化
9 人工知能
10 水害対策
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ソーシャルゲーム」がランキング17位となっている。
10月下旬から11月上旬にかけて、米国に続き国内企業でも決算発表が本格化している。このなか、任天堂<7974>が10月31日に発表した19年4~9月期決算が好調だったことを受け、株価は一時約7%高の4万1280円まで上値を伸ばし、売買代金は全市場で断トツのトップとなっている。ドル箱商品「ニンテンドースイッチ」の販売は市場の予想を上回る伸びを示し、年末商戦に向け期待が持てる内容だった。また、総合娯楽メーカーのセガサミーホールディングス<6460>も年初来高値を更新した。31日に発表した4~9月期決算では主力の遊技機販売台数の減少で減収となったものの、成長分野のデジタルゲームを中心としたエンターテインメントコンテンツ事業が好調で、純利益が前年同期比47%増の98億7000万円となったことが好感された。このほか、ゲームをはじめとする総合アミューズメントを展開するコナミホールディングス<9766>や、交流サイト「モバゲー」を運営するディー・エヌ・エー<2432>、「ドラゴンボールZ」などのスマホゲームを手掛けるアカツキ<3932>などが物色されている。