5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」21社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2019年11月3日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場でも327銘柄が最低投資金額が5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証2部・ジャスダック銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額30億円以上、(3)株主資本比率が50%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)

なお、1日(金)に配信した「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  株主資本   実績

コード 銘柄      市場    金額    比率   PBR

<5955> ヤマシナ    東2    7000    67.7   0.92

<2341> アルバイトT  JQ   18600    88.0   1.00

<9478> SEHI    JQ   19600    55.7   0.94

<2055> 日和産     東2   24400    61.1   0.27

<4237> フジプレアム  JQ   26800    59.7   0.93

<1443> 技研HD    東2   29900    58.8   0.64

<6307> サンセイ    東2   35000    56.9   0.84

<6091> ウエスコHD  東2   37800    75.5   0.41

<5816> オーナンバ   東2   38100    53.6   0.32

<5277> スパンクリト  JQ   38900    82.7   0.46

<7883> サンメッセ   JQ   39900    53.7   0.63

<4366> ダイトーケミ  東2   40100    66.0   0.38

<9885> シャルレ    東2   42000    88.9   0.35

<7953> 菊水化     東2   42800    52.7   0.58

<6964> サンコー    東2   42800    70.8   0.31

<5386> 鶴弥      東2   43100    71.2   0.29

<6897> ツインバード  東2   44000    51.7   0.61

<5956> トーソー    東2   46500    57.9   0.38

<9029> ヒガシ21   東2   48000    58.5   0.76

<9845> パーカー    東2   48300    57.1   0.43

<9656> グリンランド  東2   49700    52.4   0.46

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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