東京株式(前引け)=日経平均2万3000円台回復、米中協議進展期待でリスクオン

市況
2019年11月5日 11時47分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比342円89銭高の2万3193円66銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億8095万株、売買代金概算は1兆3681億4000万円。値上がり銘柄数は1712、対して値下がり銘柄数は374、変わらずは67銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが約3カ月半ぶりに過去最高値に買われたことなどを受け、主力株中心に広範囲にリスクを取る動きが鮮明化した。日経平均株価は寄り付き時点で2万3000円大台を回復し、その後も高値圏で売り物をこなした。米経済の先行きに対する警戒感が後退しているほか、米中協議の進展期待が株高を後押ししている。売買代金も1兆3000億円台に膨らんでいる。

個別では任天堂<7974>が断トツの売買代金をこなし大幅高。ソフトバンクグループ<9984>も高い。Zホールディングス<4689>が物色人気化し値上がり率トップ。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども買われた。リブセンス<6054>、メンバーズ<2130>なども値を飛ばした。半面、日立製作所<6501>、アステラス製薬<4503>が軟調、住友商事<8053>も冴えない。花王<4452>も安い。三井海洋開発<6269>がストップ安、三井E&Sホールディングス<7003>も一時ストップ安に売られた。コニカミノルタ<4902>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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