5万円以下で買える、高ROE＆好業績「お宝候補」10社選出【東証1部】編＜割安株特集＞

特集

2019年11月15日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では188社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は業績が低迷している企業も数多くあることには留意したい。

最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)予想ROEが10％以上、(3)今期経常利益予想が増益を見込む、――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」10社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、最低投資金額は15日現在)

なお、17日(日)16時00分に「5万円以下で買える、高ROE＆好業績『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資　　予想　 ┌ 経常利益 ┐

コード銘柄　　　　　　金額　　　ROE　増益率　予想額　決算期

<2353> 日本駐車場　　　16700　　31.13　　 6.0　　 4400　　20/07

<6093> エスクロＡＪ　　23200　　11.94　　12.4　　　445　　20/02

<2749> ＪＰＨＤ　　　　30100　　13.13　　19.8　　 2300　　20/03

<4651> サニックス　　　38400　　30.08　　75.9　　 2079　　20/03

<6538> キャリインデ　　40900　　18.56　　 3.5　　　805　　20/03

<4714> リソー教育　　　41000　　29.91　　18.1　　 3000　　20/02

<6727> ワコム　　　　　43900　　12.31　　15.7　　 4800　　20/03

<8999> グランディ　　　47100　　10.33　　 3.4　　 3400　　20/03