「国土強靱化」が12位にランク、関連銘柄の裾野広く継続的に注目集める<注目テーマ>

特集
2019年11月20日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 セルロースナノファイバー

2 5G

3 クラウドコンピューティング

4 量子コンピューター

5 半導体

6 半導体製造装置

7 全固体電池

8 人工知能

9 再生医療

10 半導体部材・部品

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で「国土強靱化」が12位となっている。

9月の台風15号を発端として、この2カ月ほどで東日本を中心に台風・大雨による災害が頻発した。これを受け8日の閣議で、安倍首相が災害対策を含めた新たな経済対策を指示しており、改めて国土強靱化関連に注目が集まっている。

今回、自然災害が相次いだ中にあって、イトーヨーギョー<5287>が無電柱化関連として注目を集め、ついで河川、堤防強化などの観点から技研製作所<6289>、不動テトラ<1813>などにマーケットの視線が向かった。国土強靱化の中心的な銘柄としては大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>といった大手ゼネコンや五洋建設<1893>、若築建設<1888>など浚渫(しゅんせつ)株が挙げられる。このほか、これまで株式市場ではあまり注目されてこなかった建設コンサルに絡む銘柄にも光が当たった。

国土強靱化というテーマは災害対策だけではなく、老朽化した社会インフラの再整備という側面もあり関連銘柄の裾野は広い。例えば、建設業界向け人材関連として夢真ホールディングス<2362>がある。同社は建設技術者の派遣事業を手掛けており、人手不足を背景に業績を拡大させている。同関連では、今年3月に新規上場したコプロ・ホールディングス<7059>、建設人材事業の子会社を擁するウィルグループ<6089>などがある。

またカナモト<9678>、西尾レントオール<9699>など建機レンタル大手に加え、日本基礎技術<1914>、日亜鋼業<5658>、応用技術<4356>、FCホールディングス<6542>なども引き続きマークしておきたい。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2019年11月21日 18時39分

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