東京株式(前引け)=反発、香港株堅調で投資家心理改善

市況
2020年1月22日 11時50分

22日前引けの日経平均株価は前営業日比120円94銭高の2万3985円50銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億5952万株、売買代金概算は8240億6000万円。値上がり銘柄数は1353、対して値下がり銘柄数は671、変わらずは135銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、朝方は売り買い交錯で始まったが、その後は次第に水準を切り上げる展開となった。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界的に広がりを見せることへの懸念から前日の米国株市場でNYダウが反落、東京市場でも買い手控えムードにあったが、日経平均は既に前日に調整を入れていたこともあって、一部空売り筋の買い戻しなどで思わぬ強調展開となった。取引時間中は香港株市場が堅調な値動きをみせたことで投資家心理が改善した。値上がり銘柄数は値下がり数の約2倍となったが、売買代金は8200億円台にとどまるなど低調だった。

個別では東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、信越化学工業<4063>など半導体関連が高く、キーエンス<6861>、ダイキン工業<6367>なども上昇した。第一三共<4568>も買われた。神栄<3004>が急騰、IDOM<7599>も大きく上値を伸ばした。東洋建設<1890>も物色人気。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、日立製作所<6501>も売りに押された。ネットワンシステムズ<7518>が大幅安、インターアクション<7725>、テラスカイ<3915>なども値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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