NCS&Aが買い気配、今期最終を29期ぶり最高益に88%上方修正、配当も12円増額

材料
2020年2月4日 9時00分

NCS&A <9709> [東証2]が買い気配でスタート。3日大引け後、20年3月期の連結最終利益を従来予想の6.8億円→12.8億円に88.2%上方修正。増益率が18.7%増→2.2倍に拡大し、29期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

ホテル開業ラッシュでホテル予約システムの受注が旺盛なうえ、Windows7のサポート終了に伴うパソコン・サーバー機器の更新需要を追い風にシステム機器販売も伸びる。開発プロジェクトの採算改善に加え、顧客都合による解約違約金の発生、繰延税金資産の計上に伴う税金負担の減少も最終利益を大きく押し上げる。

併せて、期末一括配当を従来計画の12円→24円(前期は12円)に大幅増額修正したことも買いに拍車をかけた。業績好調による普通配当6円と上場30周年記念配当6円を実施する。

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