「マスク」関連がランキングトップ、中国では企業総動員で増産の動き<注目テーマ>

特集
2020年2月18日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 マスク

2 コロナウイルス

3 テレワーク

4 5G

5 院内感染

6 半導体製造装置

7 インフルエンザ関連

8 ソーシャルゲーム

9 人工知能

10 エイズ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「マスク」がランキング1位となっている。

株式市場全般は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を嫌気する形で調整色を強めているが、マスクの製造販売に絡む企業は全体相場に逆行して買われる銘柄も多い。中国では3月5日に予定されていた全人代の開幕を延期する見通しとなるなど波紋を広げている。中国のマスク消費量は世界全体の約半数を占めると言われているが、中国政府はマスク増産のために異業種も含めた企業を総動員し生産量を7割程度増やす方向にあることが伝わっており、株式市場でもこうした動きが関連株に投機資金の流入を誘っている。

日本でもユニ・チャーム<8113>が行った前週13日の決算会見では、マスクの需要は通常の5倍程度に膨らんでいることが分かり、マスク関連銘柄への物色人気を改めて加速させた。ただ、株価の値動きはファンダメンタルズとはかけ離れたマネーゲーム的色彩が強く、ここ急騰していた銘柄もきょうは朝高後に急反落するケースが多くみられる。需給思惑で上げ下げを繰り返す状況が当面続きそうだ。

関連株としてはダイワボウホールディングス<3107>、シキボウ<3109>、ユニチカ<3103>、川本産業<3604>、興研<7963>、重松製作所<7980>、ユニ・チャーム<8113>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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