サンバイオが続伸、亜急性期外傷性脳損傷におけるSB623の有用性に関し日本医科大と共同研究
サンバイオ<4592>が続伸している。19日の取引終了後、日本医科大学と亜急性期外傷性脳損傷におけるSB623の有用性の検討に関する共同研究契約を締結したと発表しており、これが好感されている。
今回の共同研究は、日本医科大学医学部救急医学(横堀將司准教授)が外傷性脳損傷治療に対して研究を進めている幹細胞塗布人工硬膜技術をSB623に応用し、亜急性期外傷性脳損傷モデル動物を用いてSB623硬膜シートの有効性及び安全性を評価するとともに、臨床試験に進むための必要なデータを取得するのが狙い。サンバイオは現在、SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムを実施しているが、共同研究により対象となる外傷性脳損傷の患者を亜急性期まで広げることを探るとしている。