レナウンが続落、19年12月期は大幅営業赤字

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2020年2月26日 12時43分

レナウン<3606>が続落している。25日の取引終了後に発表した19年12月期連結決算が、売上高502億6200万円、営業損益79億9900万円の赤字、最終損益67億4200万円の赤字となり、決算期変更に伴い比較はできないものの、19年2月期の営業損益25億7900万円の赤字に比べて赤字幅が大きく拡大していることが嫌気されている。

消費税増税の影響に加えて、暖冬によりコートを中心とした防寒アイテムの販売が苦戦し、主力の百貨店向け販売が低調に推移した。また、親会社である山東如意科技集団の子会社に対する売掛金の回収が滞ったことで、販管費に貸倒引当金繰入額約53億円を計上したことも利益を押し下げた。

なお、20年12月期通期業績予想は、基幹ブランドの立て直しを急ぐほか、売り場ごとの損益管理を徹底することで、売上高590億円、営業利益1億円を見込む。

出所:MINKABU PRESS

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