NY株式:NYダウ1190ドル安、新たなウイルス感染者の確認を嫌気

市況
2020年2月28日 7時00分

米国株式相場は下落。ダウ平均は1190.95ドル安の25766.64、ナスダックは414.29ポイント安の8566.48で取引を終了した。米カリフォルニア州で新型コロナウイルスの感染者が確認されるなど、同ウイルスの蔓延による世界経済への影響懸念から売りが先行。投資家心理の悪化が続いているほか、原油相場の下落や米長期金利の低下も重なり、大幅下落となった。セクター別では全面安となり、特にテクノロジー・ハード・機器や不動産の下落が目立った。

ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は、コロナウイルスの影響を背景に業績見通しを下方修正し下落。製薬のペリゴ(PRGO)は、決算内容が予想に届かず急落。百貨店のJCペニー(JCP)は、弱気な業績見通しが嫌気され軟調推移。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、1月の中国での登録台数が大きく落ち込んだことが嫌気されて大幅下落となった。

ダウ平均とS&P500指数は、本日値幅で過去最大の下落を記録し、週間下落率のペースも金融危機以来となる見通しだ。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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