マザーズ先物見通し:米国株急反発などを映して買い戻しの展開か

市況
2020年4月7日 8時38分

本日のマザーズ先物は、前日の米国株の急反発などを受けて買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場では、NYダウなど主要3株価指数は大幅に上昇した。欧米で一日当たりの死者数が減るなど、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感が和らいだことが好感された。シカゴの日経225先物も大幅高を演じ、投資マインドの改善がマザーズ先物にも買い戻しの動きが波及しそうだ。また、政府が7日、過去最大規模となる108兆円規模の経済対策を閣議決定することも、新型コロナの感染拡大による景気後退に歯止めをかける要因に繋がると受け止められそうなことも安心感に繋がると見込まれる。ただ、市場では「東京市場は前日の上昇で、欧米における感染拡大の鈍化をある程度織り込んだ」との声も聞かれ、買いの勢いが鈍る可能性は残る。このため、買いが一巡したあとは、戻り待ちの売りなどに上値が重くなることも想定されよう。上値のメドは640.0pt、下値のメドは610.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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