ベル24HDは続伸スタートもマイナス転換、主力のコンタクトセンター好調で20年2月期は大幅増益着地
ベルシステム24ホールディングス<6183>は4日続伸でスタートしたものの、その後は売りに押される展開となっている。8日取引終了後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年2月期の売上高が前の期比4.6%増の1266億6300万円、税引き前利益は同32.6%増の105億3400万円に拡大して着地した。
主力のコンタクトセンター事業でキャッシュレス関連案件が好調だったほか、協業体制を強化した凸版印刷<7911>からスポット業務を継続的に受注したことも寄与した。また、前の期に発生した医薬関連事業再編に絡む一時的損失がなくなった反動も大幅増益の要因となった。なお、21年2月期は新型コロナウイルスの拡大による不確定要因を踏まえ、業績見通しと配当予想は開示しなかった。