ビックカメラ急反落、新型肺炎の影響大きく20年8月期業績予想を下方修正
ビックカメラ<3048>が急反落している。8日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、売上高を9410億円から8410億円(前期比5.9%減)へ、営業利益を252億円から35億円(同84.7%減)へ、純利益を154億円から18億円(同87.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルスの影響により、営業時間の短縮や休館を余儀なくされたほか、インバウンドの激減などにより実店舗の販売が大きく落ち込んでいることが要因という。また、サプライチェーンの懸念も残ることから商品供給に影響が出ることを想定し、更に保有する収益性の低い商品を目玉商材として投入することも計画に織り込み、粗利益率が低下することも見込んでいるという。