BS11が反落、タイム・スポット収入の環境厳しさ増し20年8月期業績予想を下方修正
日本BS放送<9414>が反落している。8日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、売上高を130億円から114億円(前期比9.5%減)へ、営業利益を20億1000万円から15億1000万円(同10.9%減)へ、純利益を13億8000万円から10億2000万円(同12.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
テレビ通販の縮小や広告媒体多様化による業界環境変化の影響を受け、タイム収入やスポット収入の市場環境が厳しさを増していることに加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた各種イベントの延期・中止や、消費者の外出自粛による企業の経済活動へのマイナスが広告出稿の減少につながるものと見込まれることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(19年9月~20年2月)決算は、売上高56億9000万円(前年同期比6.3%減)、営業利益10億1200万円(同6.1%増)、純利益6億9000万円(同6.8%増)だった。