タケエイ続伸、木質バイオマス発電事業者を子会社化へ
タケエイ<2151>が続伸している。同社は23日取引終了後に、市原グリーン電力(千葉県市原市)の子会社化と循環資源(東京都北区)の持ち分法適用会社化について、三井E&Sホールディングス<7003>傘下の三井E&Sエンジニアリング及び三井物産<8031>との間で株式譲渡契約を締結したと発表。再生可能エネルギー事業の拡充につながるとして評価されているようだ。
市原グリーン電力は首都圏最大級の木質バイオマス発電事業者で、循環資源は市原グリーン電力に対して燃料となる木チップやRPF(固形燃料)の貯蔵・販売を行っている企業。タケエイは今回の子会社化及び持ち分法適用会社化で、安定した燃料供給体制に基づいた長期稼働実績のある大型発電所が取得できることになり、セグメント業績の向上に加え、ノウハウの蓄積や技術力の向上が見込めるという。なお、株式譲渡日は今月30日を予定している。