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「石油」が4位にランクイン、マイナス価格転落後の反騰を模索<注目テーマ>

特集
2020年4月27日 12時24分

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9 人工知能

10 食品スーパー

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「石油 」が4位となっている。

米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が20日に1バレル=マイナス37.63ドルと史上初めてマイナス価格をつけた。原油需要が急減し、保管余地がなくなりつつあるなか、原油の引き取りを避けるための投げ売りが発生した。その後、WTI先物が6月限に限月交代するとともに、価格は反発基調となり、足もとでは16ドル前後に上昇している。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今後も大幅な供給増が続くとみられており、原油の再暴落懸念は強い。出光興産<5019>は原油価格の急落による在庫評価損で、20年3月期の最終損益が250億円の赤字になったと発表しており、今後、石油エネルギー企業の業績悪化が表面化することが警戒されている。国際石油開発帝石<1605>石油資源開発<1662>など石油開発企業のほか、JXTGホールディングス<5020>やコスモエネルギーホールディングス<5021>などの元売り企業を含む石油エネルギー関連株の今後の動向が注目を集めている。

出所:MINKABU PRESS

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