個人投資家・有限亭玉介:ウィズコロナの世界で注目中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2020年5月31日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2020年5月26日13時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『ウィズコロナの世界で注目中の銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず最初にご紹介するのがボルテージ<3639>です。アプリ事業は巣ごもりによりアクセス数が増加したようで、注目されております。5月11日の決算発表は経常利益が赤字着地となりますが、同日に電子コミック販売ストア「ぼるコミ」を今年の夏にサービス開始予定と発表すると、好感されました。一目均衡表(日足)では、3月下旬に底を打って切り返すと、下値を切り上げて雲を上抜いております。ゲームでも人気タイトルを保有する同社は、今後もモバイルやニンテンドースイッチ向けで販路を拡大していくと見られ、新たな 電子コミック事業の成長にも期待したいところですな。

2つ目の銘柄はケイブ<3760>です。 スマートフォンゲーム開発や 動画配信事業を手掛ける同社には、著名ゲームクリエイターや投資家、そして芸能プロダクション社長など大株主に名を連ねています。ここ最近はスマートフォンゲーム製作委員会への出資を発表するなど、業界でのシェア獲得に尽力しているようです。4月14日の決算発表では、経常利益が赤字となりましたが、受託開発事業や、動画配信を主体とするマルチチャンネルネットワークビジネス(MCN)を展開し、今後は収益の安定化を図っているとの事です。チャート(日足)は反発から強い上昇トレンドを築いていますが、押し目があれば足場をどこで形成するかは見定めたいところです。

3つ目はビーグリー<3981>です。電子コミック配信サービス「まんが王国」を主力とし、オリジナルコンテンツの配信も多数手掛けております。5月15日に発表された決算では、経常利益を前年同期より145.3%伸長させて着地しました。ポイント還元サービスやコンテンツの拡充などで会員数が増加し、20年3月には350万人へと到達しております。直近のチャート(日足)では、決算後の5月18日には年初来高値を更新しますが、直近の調整にて4月27日にあけた窓を埋めてきました。業績は2Q時点での進捗率が従来の計画を上回っている事もあり、折を見て拾っていきたいところです。

4つ目の銘柄も 電子コミック関連より、マンガアプリ「マンガBANG!」を展開するAmazia<4424>です。5月11日の決算発表では、経常利益が前年同期より220.4%成長するなど、最高益予想を上乗せし着地しております。大手出版社の人気作を配信する事で、ユーザーの満足度を高めているようです。新型コロナウイルスによる外出自粛により、巣ごもり関連としても注目された同社は、日足では上値が重いですが、週足は26週線を下値サポートに上昇トレンドを継続しています。同社の2Q時点での広告・課金収益は計画を上回って推移しており、更なる成長に期待したいです。

5つ目の銘柄はソレイジアファーマ<4597>です。がん治療向け医薬品の開発を手掛ける同社は、5月14日に決算を発表し、経常利益が赤字着地となりました。抗寄生虫薬「イベルメクチン」が、新型コロナの治療薬として治験開始が報道されると株価は動意しました。「イベルメクチン」を有効成分とする駆虫剤「ストロメクトール」を販売するマルホが同社の大株主であった事から、それが思惑となっているようです。チャート(日足)は、「イベルメクチン」の報道後に急動意すると、調整して直近では保ち合いとなりました。新型コロナの第二波が懸念される中、同社の治験の進捗も注視したいですな。

最後の銘柄はファーマフーズ<2929>です。「ニューモ育毛剤」が受注急増により、およそ3ヶ月の出荷待ちになるほどヒットして話題化している同社ですが、機能性食品素材「GABA」が睡眠市場で評価が高まっている事や、がん治療薬や化粧品の研究も注目されているようです。直近の5月21日に著名な株式評論家が同社を一部メディアで紹介した事も上げられた事で、株価は、チャート(日足)は動意しました。先行投資により現状は赤字でありますが、定期顧客件数が今年2月に25万件を突破するほど売上は急拡大しており、6月4日の決算に向けて期待買いが入るか…チェックしておきたいところです。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.