ティーライフは続落、巣ごもり消費捉え好決算も利益確定売りに押される
ティーライフ<3172>は反発してスタートしたものの、すぐに利益確定売りに押される展開となっている。3日取引終了後に発表した20年7月期第3四半期累計(19年8月~20年4月)の連結経常利益は前年同期比66.9%増の3億6600万円に拡大して着地した。
卸売事業の収益拡大が業績をけん引した。実店舗小売店向けの衣類や雑貨は消費税増税や暖冬、営業自粛の影響などが逆風となったものの、テレビショッピング中心の販売では巣ごもり需要の拡大で美容系サプリメントなどの販売が好調だった。また、グループ内の機能集約や業務効率見直しを進めたことも大幅増益につながった。第3四半期実績が通期計画の3億7100万円にほぼ到達しており、業績上振れは濃厚とみられる。