IIJが大幅高で7年ぶり最高値更新が視野、デジタル通貨の基盤整備で要担う

材料
2020年6月4日 10時30分

インターネットイニシアティブ<3774>が一時8%を超える大幅高で5月13日につけた年初来高値4100円を払拭、13年5月以来約7年ぶりの高値圏に浮上した。13年5月につけた4365円を上抜けば、上場来高値更新となる。同社はネット接続サービスの大手でクラウドやセキュリティー分野で強みを発揮し、法人向けで高い実績を誇る。前日に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンク各社やJR東日本<9020>、NTTグループ、セブン&アイ・ホールディングス<3382>といった大手企業が、デジタル通貨の基盤整備を目指す協議会を発足したが、IIJの持ち分法適用会社で暗号資産交換のディーカレット(東京都千代田区)が事務局の役を担うことで、これを材料視する買いが流入した。

出所:MINKABU PRESS

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