個人投資家・有限亭玉介:世界的金融緩和による株高継続か?注目株をご紹介【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2020年6月9日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
この度は『世界的金融緩和による株高継続か?注目株をご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
まず最初にご紹介するのがリックソフト<4429>です。プロジェクト管理ツールやクラウド活用等のソリューションを手掛ける同社は、4月14日の決算発表が好感されました。21年2月期も、経常利益が過去最高益を更新する見通しであり、今後も自社開発ソフトウェアが、業績寄与するか期待したいところです。一目均衡表(日足)は、底値から雲を上抜いた後、保ち合いとなりましたがこのまま25日線が下値支持線になるか監視したいところです。クラウドへの需要拡大で、幅広い顧客層から前期の2倍近く引き合いを増やしているようなので、継続した成長に期待したいですな。
2つ目の銘柄はソフトバンクG<9984>です。携帯電話キャリアだけではなく、投資ファンドや「ペッパー」で有名なロボット事業も手掛けており、5Gなどのテーマ性はもちろん、中国アリババとの関係も注目されておりますな。5月18日の決算発表では、ビジョンファンドの損失が影響し、税引前利益が前年同期より大幅減益で嫌気されました。しかし、自社株買いの実施の発表もあり、その後のチャート(日足)は、悪材料出尽くしで下値を切り上げると、コロナ発生前の株価水準まで反発しております。孫正義氏の経営手腕に期待する投資家も多く、この逆境を乗り越えられればさらなる投資家の信頼を集めるのではないでしょうか。
3つ目の銘柄はC&R社<4763>です。ゲームなどの映像関連、Webコンテンツの制作代行を手掛ける同社は、4月9日に決算を発表すると、過去最高の売上高を記録し、経常利益は増益着地で好感されました。クリエイター派遣事業が好調な上、eスポーツやアニメ・ゲームとのコラボが注目されるイベント事業は今後の展開次第では期待できるかもしれませんな。チャート(日足)は、3月下旬にかけてのコロナショックの影響による底値から切り返すと、堅調かつ強力な上昇トレンドを示しています。同社は4月上旬から8月末までに80万株を上限に自社株買いを行う予定との事で引き続き上昇トレンド継続なるかと監視を強めています。
4つ目の銘柄は、掘削機械大手でボーリング機器のスペシャリストである鉱研工業<6297>です。5月29日の決算発表では、経常利益を55.6%増益させて20年3月期を締めくくり、前期配当2円増額としました。再開発や国土強靭化などのテーマ性を持つ同社は、国内でのトンネル先進調査ボーリング工事が業績寄与した模様です。一目均衡表(日足)は、決算前の雲の中から、決算を機に一気に雲を上抜きました。今後の業績予想は、新型コロナの影響で未開示ではありますが、日本全体でのインフラ老朽化への需要や、リニア中央新幹線などの底堅い需要はあると思われ、中期目線でも見ていきたいと考えております。
5つ目の銘柄は、牛丼の吉野家HD<9861>です。4月14日に発表された決算では経常利益が伸長。テイクアウト限定メニューを期間限定で販売した他、宅配サービス対応店舗を拡大させた事で、既存店売上高は好調に推移したとの事です。チャート(日足)は25日線を下値サポートに切り上げております。都内近郊では緊急事態宣言後も、Uber EATSの自転車や出前館<2484>のバイクが当然のように行きかうようになり、同社に対しても思惑が広がりますねぇ。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《US》