【今週読まれた記事】デジタルシフト“ニューノーマル”を制す大化け銘柄群

特集
2020年6月13日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は6月6日から12日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は波乱となりました。週が明けるなり大幅高で2万3000円の大台乗せを達成しましたが、それをピークに週後半から一気に値を崩す展開。週末の終値は前週比558円安の2万2305円となりました。ここしばらく強調展開を続けていただけに調整は当然ともいえますが、気になるのはその深さと期間です。

652円安となった11日に配信した「明日の株式相場戦略=SQ直前の嵐、ここからの視点と戦略」ではこの日の急落を、メジャーSQを前にした売り方の「追い詰められたコーナーポストで突き上げた渾身のアッパーカット」と表現。ただ、これによってトレンドが転換するという類の下げではないように見えるとコメントしています。翌12日の日経平均は一時685円安、2万2000円を割ったものの、その後急速に下げ渋り167円安に落ち着きました。この水準で下値の固さを確認したともいえるのではないでしょうか。

一方、人気相場コラム「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─ 『海外勢の需給状況に変化みられるか見極め』」の村瀬氏は、6日配信の記事で「足元ではショートカバーとみられる海外勢の動きが目立っているが、メジャーSQにおいて一旦一巡するのではないか、との見方もされている」と、外国人投資家の需給動向に変化が起こる可能性を指摘しています。海外勢が売り転換すれば上昇トレンドの継続は難しく、調整は深いものになるかもしれません。

そのほか、「今回のように過熱信号が灯る中を株価が上昇したケースは過去に幾度もあるが、遠からずピークアウト(頭打ち)局面を迎えたことも事実」と、テクニカル指標の過熱に警鐘を鳴らした「富田隆弥の【CHART CLUB】 『強い上昇だが、無視できぬ過熱』」など、相場コラムは今週もすべてランキング入りしています。各氏様々な角度から展開される相場予想をお見逃しなく。

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 株式投資の要諦は近未来の先取りにあり!

【杉村富生の短期相場観測】 ─コロナショックがもたらしたものとは…?

武者陵司 「香港問題と米中対決の帰趨」

武者陵司 「コロナが揺籃するイノベーション」

田部井美彦氏【2万3000円台を奪回、コロナショック越えはあるか】 <相場観特集>

新型コロナウイルスの流行はこれまでの生活・産業を大きく変えました。それは一過性のものではなく、コロナ終息後の世界の“新しい常識”となる変革です。コロナ禍をきっかけに急速に進められる「デジタルトランスフォーメーション(DX)]をはじめ、一度進んだステージが後戻りすることはありません。今週のランキングトップに輝いた「テンバガーの原石、ニューノーマルで躍進する『超成長株』候補リスト <株探トップ特集>」は、産業構造のデジタルシフトは自明として「果たして、その流れに乗る大化け銘柄は必ず出てくる。今は投資対象を絞り込むチャンスである」と指摘。新しい社会を作り出すテンバガー候補5銘柄を挙げ、2位以下に3倍近い差をつけての断トツトップとなりました。

更に、“巣ごもり関連”や“運輸関連”など、コロナ禍によって注目を浴びた投資テーマから市場の高評価を得ている銘柄を探った「ウィズコロナ時代の『最高値更新銘柄』リスト、新成長株の条件を探る <株探トップ特集>」もトップ10入りしています。そのほか、投資テーマ関連では以下の記事もランキング入りしています。

レベル3解禁でギアチェンジ、「自動運転関連」再脚光へのロードマップ <株探トップ特集>

見いだされた新たな価値、活性化「クラウドファンディング」の明日 <株探トップ特集>

“小池関連銘柄”再出馬へ、都知事選接近で“繚乱相場再び”の未来図 <株探トップ特集>

ランキング2位を獲得したのは、3月期決算発表から“過去最高益達成”の上、“21年3月期も成長継続見込み”というお宝銘柄をリストアップした「今期活躍必至の【連続最高益】銘柄リスト〔第3弾〕 <成長株特集>」。〔第1弾〕は先週のランキングトップ、〔第2弾〕も2週連続上位ランキング入りする人気シリーズとなりました。

同じく<成長株特集>では、経常利益が3期以上ぶりに“過去最高益を更新”した銘柄にスポットを当てた「最高益【復活】銘柄リスト 13社選出 <成長株特集>」が週後半の11日配信にも関わらず上位入り。また、定番人気の<割安株特集>もすべてランキング入りとなっています。銘柄選択の参考にご覧ください。

10万円以下で買える、増収増益&低PER 16社【東証1部】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、増収増益&低PER 17社【2部・新興】編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 6月10日版

先週から配信を開始した株探プレミアム専用コンテンツ「和島英樹の『明日の好悪材料Next』」。株探の看板記事「明日の好悪材料」からピックアップした材料を株式ジャーナリストの和島氏が解説するというこの記事は、実質的な初回となる第2回から異例の大反響でランキング13位を獲得しました。記事後半には“和島氏独自注目の「好悪材料」”も掲載されており、要注目の新連載です。毎週日曜日、8時40分の配信をお楽しみに。

「明日の好悪材料」は、引け後に発表される開示情報や決算、ニュースリリースなどの膨大な情報をまとめてチェックできる株探の人気記事です。決算に的を絞った「★本日の【サプライズ決算】」と共に、上手に活用すれば大いなる時短となります。お見逃しなく。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月5日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月8日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月9日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月10日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月11日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (06月05日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (06月08日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (06月09日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (06月10日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (06月11日)

株探プレミアム専用記事は、今週は「好悪材料Next」のほか一挙4記事を配信。なかでも特に人気となったのは智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第42回、「『今期なんて関係ねぇ!』の上昇相場、その強者とは」。大川氏は、ファンダメンタルズを無視して株価が上昇しているかに見える状況を「2期先、3期先に見える割安感」を見越して買われていると推察。「今回の上昇相場は期先(特に2期先)の利益成長を素直に織り込んだグロース主導の相場であった」と指摘しています。そこから導き出される“高リターン”銘柄リストは3ページ目に掲載されています。

大人気「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」も多くのアクセスを集めました。サラリーマン時代にわずか5年強という短い期間で資産を10倍化させた“すぽさん”の最終回「『最後は自分を信ずる』で、遅咲きでも5年で10倍化」では、すぽさんの投資人生を振り返る形で、大損失の経験などを経てパワーアップさせた投資手法を明らかにします。

そのほか、新型コロナ支援関連で受け取った給付金などの課税・非課税を一覧で掲載した、ファイナンシャルプランナー清水香氏の「受け取った給付金は課税される? コロナに負けない家計管理」、「多くの人が良いと言うものに惹かれてしまう傾向“バンドワゴン効果”」を投資に利用できるか検証した、マネックス証券・執行役員チーフアナリストの大槻奈那氏による「意外と効果あり!? 『勝ち馬』に乗る投資戦略⇒バンドワゴン効果」を配信。プレミアム非会員の方でも1ページ目が無料でお読みいただけますので、ぜひご覧ください。

また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができますので、まだの方はこの機会にお試しください。この欄には書ききれない株探プレミアムの魅力的な機能は、リニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページをご確認ください。

テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界をくまなく探索するための実践ガイド第22回「ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (22)上昇銘柄ピックアップの鉄則!投資判断を惑わす罠を回避しよう」が配信されました。今回は、横山さんの推奨する「トレンドフォロー戦略」と、上昇トレンドにある銘柄の探し方を紹介。多くの図を使ってわかりやすく説明します。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。

その日一日の株式市場を総括し翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は冒頭で紹介した記事を含め、すべてランキング20位以内に入る人気となりました。

明日の株式相場戦略=“上げ潮相場”に乗る個別株を追う

明日の株式相場戦略=“バイオ繚乱” 夢を託す大相場の種

明日の株式相場戦略=半導体周辺と2次電池関連に照準

明日の株式相場戦略=SQ直前の嵐、ここからの視点と戦略

来週の株式相場戦略=急伸後の調整局面に、ITなどグロース銘柄に焦点

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