マザーズ先物見通し:続伸、移動自粛解除が下支え

市況
2020年6月22日 8時22分

本日のマザーズ先物は、続伸が予想される。19日の米国市場は、ポンペオ米国務長官と中国の楊共産党政治局員によるハワイでの非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことが好感材料となり上昇して寄り付いた。その後、フロリダ州やカリフォルニア州などのウイルス感染者数の連日急増が伝えられると下落に転じた。なお、19日は四半期最後のオプションや先物の決済日が重なる特異な日であり、テクニカル的な売り買いが目立ち上下に振れる荒い値動きとなった。通信株の比率が高いナスダックは小幅高となった。本日のマザーズ市場は、ナイトセッションの下げが限定的であったことや、ナスダック市場がしっかりした値動きであったことを受けて続伸が予想される。中国の北京では新型コロナの影響で米タイソンや米ペプシコの工場などに影響が出ていることが報じられており、また米国でも患者数の増加が報じられていることから、時価総額上位のアンジェス<4563>などコロナ関連銘柄が先物を下支えすることが期待される。また、国内では移動の自粛解除で経済活動の本格再開が行われており、観光客の姿や小売店への来客増がTVなどで報じられていることから内需関連の銘柄も相場を下支えすることが期待される。上値のメドは1030.0pt、下値のメドは970.0ptとする。

《YN》

提供:フィスコ

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