<注目銘柄>=ベネ・ワン、BtoBtoE戦略で中期成長力強化

材料
2020年6月24日 10時01分

ベネフィット・ワン<2412>は、業績拡大期待を背景に、6月2日につけた年初来高値2507円更新から上値を追う展開が期待できる。

21年3月期は新型コロナウイルス感染症の影響で踊り場を迎えているが、7月以降は本来の成長に回復すると想定している。アフターコロナでは、主力の福利厚生・パーソナル・CRM事業において、人事関連BPOサービス事業の追い風が期待できるほか、ヘルスケア事業では企業の健康管理サポートへの関心が進み成長が加速する見通し。営業利益は90億5000万円(前期比7.8%増)を見込む。

中長期的には、給与天引きを活用したBtoBtoE(企業内個人向けビジネス)プラットフォームによるサービス拡充で、決済手数料の獲得などによる収益力が強まる可能性が高まっていることにも注目。22年3月期は営業利益100億円台乗せを見込む調査機関もある。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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