「光ファイバー」が25位にランク、テレワーク利用拡大で通信インフラの重要性強まる<注目テーマ>

特集
2020年6月24日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

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5 半導体

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7 人工知能

8 サイバーセキュリティ

9 バイオテクノロジー関連

10 遠隔医療

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「光ファイバー」が25位にランクされている。

テレワークの利用拡大で、通信インフラの重要性が高まり、光ファイバーに対する関心が集まっていることがテーマとしての人気上昇につながっているようだ。光ファイバーの整備は国策でもあり、政府は20年度第2次補正予算では、光ファイバーの整備推進に約502億円を投じる方針だ。従来は過疎地や離島に限定していた光ファイバー回線網整備の対象を、オンライン学習の環境が整っていない学校がある地域にも拡大する。また、地方自治体や電気通信事業者などによる光ファイバー網の整備も支援し、光回線が未整備のほぼすべての地域への整備も進める。

20年度第1次補正予算では、約30億円を通信インフラ整備に計上したが、オンライン学習やテレワークの利用急拡大などを踏まえ、第2次補正予算で予算を大幅に拡充した。政府は18年度末時点で約66万世帯あるといわれている光回線が未整備である世帯数を、23年度末を目標に約18万世帯に減少させる計画としていたが、これを前倒しして21年度末での計画達成を狙う。これに伴い、関連銘柄にはビジネスチャンス拡大の可能性が強まっている。

この日の関連銘柄には目立った動きは見られないものの、古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>の電線御三家のほか、ミライト・ホールディングス<1417>、コムシスホールディングス<1721>、協和エクシオ<1951>など工事会社にも注目したい。

出所:MINKABU PRESS

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