ワッツは反落、巣ごもり消費追い風に20年8月期業績予想を上方修正も反応限定的
ワッツ<2735>は反落。前週末10日の取引終了後、20年8月期連結業績予想について、売上高を518億6000万円から523億5000万円(前期比1.9%増)へ、営業利益を7億7000万円から14億8000万円(同2.1倍)へ、純利益を3億5000万円から5億8000万円(同8.2倍)へ上方修正したが反応は限定的だった。
100円以外の価格帯の商品導入効果が表れてきたことに加え、新型コロナウイルス感染症対策や巣ごもり需要により、衛生用品、手芸用品、製菓用品などの販売が伸び、足もとの100円ショップ既存店売上高が好調に推移していることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年9月~20年5月)決算は、売上高396億1000万円(前年同期比2.6%増)、営業利益12億3900万円(同2.2倍)、純利益4億8300万円(同2.8倍)だった。
最終更新日:2020年07月13日 09時09分