ヴィッツが大幅続伸、7月31日付で東証1部へ市場変更

材料
2020年7月14日 9時33分

ヴィッツ<4440>が大幅続伸している。13日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、7月31日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要発生を先取りする形で買いが入っている。

同社は、自動車関連の組み込みソフトウェア開発が主な事業。また同日には、第3四半期累計(19年9月~20年5月)連結決算も発表しており、売上高16億4700万円(前年同期比6.6%減)、営業利益2億4600万円(同11.5%増)、純利益1億5900万円(同21.6%増)と2ケタ営業増益となったことも好感されている。

新型コロナウイルス感染症の影響により、海外向けの開発の一部で縮小や中止・延期などが発生した影響で売上高は減収となったが、CASE対応に伴う自動運転を中心とした各種開発への需要は高止まりの状況にあるほか、組み込みシステム事業で前期上期に抱えていた不採算案件が解消されたことなどが利益を押し上げた。なお、20年8月期通期業績予想は、売上高23億700万円(前期比0.3%増)、営業利益3億3000万円(同31.3%増)、純利益2億400万円(同11.1%減)の7月3日に発表した修正予想を据え置いている。

同時に、16万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は7月21日から28日で、分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。東証1部への市場変更における形式要件を充足することを目的としているという。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.