Jテック・Cは反落、20年6月期業績は計画下振れ営業赤字で着地
ジェイテックコーポレーション<3446>は反落している。13日の取引終了後、集計中の20年6月期単独業績について、売上高が14億5000万円から10億2500万円(前の期比20.2%減)へ、営業損益が2億7800万円の黒字から800万円の赤字(前の期4億3600万円の黒字)へ、最終利益が2億800万円から700万円(前の期比97.9%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
X線ナノ集光ミラーを完全受注生産しているオプティカル事業で、中国、ブラジル、台湾などの放射光施設が新型コロナウイルスの影響でシャットダウンしていたため、最終仕様の決定が遅れ売り上げが翌期にずれ込むほか、ライフサイエンス・機器開発事業でも売り上げの翌期ずれ込みが発生したことが要因としている。