システムインテグレータ---1Qは2ケタ増収・増益、E-Commerce事業が順調に推移

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2020年7月14日 11時41分

システムインテグレータ<3826>は10日、2021年2月期第1四半期(20年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比16.8%増の9.14億円、営業利益が同5.6%増の0.64億円、経常利益が同8.3%増の0.65億円、四半期純利益が同11.8%増の0.45億円となった。

Object Browser事業の売上高は前年同期比12.9%減の1.70億円、営業利益は同38.0%減の0.58億円となった。主力製品である「SI Object Browser」と「SI Object Browser PM」の2製品が、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動縮小の影響を受けていることと、「SI Object Browser PM」のサブスクリプションモデルへの移行に伴う影響があった。

E-Commerce事業の売上高は前年同期比39.0%増の1.68億円、営業利益は0.16億円(前年同期は0.01億円)となった。新型コロナウイルス感染拡大による顧客の活動低下の影響を受けている割には順調なスタートとなった。

ERP・AI事業の売上高は前年同期比23.7%増の5.66億円、営業損失は0.6百万円(前年同期は0.25億円の損失)となった。ERP事業は景気後退の影響を受けやすい事業であるが、現状新型コロナウイルス感染拡大による経済活動縮小の影響はあまりなく、企業の投資意欲は引き続き堅調である。今後事業環境に変化がある可能性があるが、ERP・AI事業の当第1四半期の業績は好調なスタートとなっている。

2021年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.3~9.8%増の47.50~50.00億円、営業利益が同2.8~13.3%増の6.80~7.50億円、経常利益が同2.8~13.3%増の6.83~7.53億円、当期純利益が同4.0~14.5%増の4.77~5.25億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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