東京金概況:大幅上昇、騰勢強め一時初の6400円台乗せ

市況
2020年7月22日 16時20分

TOCOM金 21年6月限・日中取引終値:6397円(前日日中取引終値↑123円)

・推移レンジ:高値6402円-安値6327円

22日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は大幅に上昇した。東京株式市場では4連休を前に見送りムードが強く、日経平均は終日マイナス圏で推移した。そうした中、トランプ米大統領が新型コロナの今後の見通しについて「状況は良くなる前におそらく悪くなる」と発言し、また、小池東京都事が、4連休は不要不急の外出を控えるよう都民に呼び掛ける考えを示すなど、新型コロナへの警戒感は一段と高まった。警戒感の高まりから安全資産としての金の需要は一段と旺盛となり、金先物は騰勢を強め、高値保合いを上放れ、一時初の6400円台乗せとなった。

《YN》

提供:フィスコ

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