29日の株式相場見通し=軟調展開か、NYダウ下落と円高基調を警戒
29日の東京株式市場は、軟調展開か。米株式市場でNYダウ、ナスダック指数ともに下落。スリーエムやマクドナルドの決算が市場予想に届かなかった。また、為替はニューヨーク市場で一時1ドル=105円台を割り込み円高が進んだことも警戒材料となる。出来高が細るなか、売りが先行する展開が予想される。
28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比205ドル49セント安の2万6379ドル28セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同134.175ポイント安の1万402.092と同じく反落した。
日程面では、引け後にエムスリー<2413>や花王<4452>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、野村ホールディングス<8604>、ANAホールディングス<9202>などの決算が予定されている。