アルトナーが急落、5~7月期営業利益17%減
アルトナー<2163>が急落している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)単独決算が、売上高36億5400万円(前年同期比8.0%増)、営業利益4億7500万円(同11.3%増)、純利益3億3200万円(同11.4%増)と増収増益となったものの、5~7月期は営業利益が同17.3%減と2ケタ減益だったことが嫌気されている。
一部のプロジェクトが6月末で契約期間満了だったことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で、顧客企業から同社の技術者への在宅勤務、シフト勤務、時差出勤などの要請に伴う出勤日数、残業の抑制があり、労働工数が前年同期を下回ったことが響いた。
なお、21年1月期通期業績予想は、売上高78億3200万円(前期比11.9%増)、営業利益9億7500万円(同10.1%増)、純利益6億7700万円(同10.4%増)の従来見通しを据え置いている。