蛇の目は上値指向、家庭用ミシン需要増勢で株価指標面の割安さにも着目
蛇の目ミシン工業<6445>は日経平均が急落するなか、売り物をこなし上値指向。新型コロナウイルス感染を警戒して巣ごもり需要が高まるなか、家庭用ミシンの需要が伸びており、同社は増産で対応する構えにある。また、米国ナスダック総合指数の急落を受けPERなど株価指標面で割高なグロース株が目先買い手控えられるなか、「PER10倍前後で有配にもかかわらずPBR0.5倍未満の同社株は買いやすさがある」(国内証券マーケットアナリスト)という見方もあるようだ。株価は8月24日に716円の年初来高値をつけてから調整局面にあったが、25日移動平均線との上方カイ離が解消された時価は、値ごろ感からの打診買いが入っている。