「5G」が8位、ドコモTOBで5G投資加速へ<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が8位となっている。
29日は、NTT<9432>によるNTTドコモ<9437>の完全子会社化が株式市場の話題をさらった。このTOBに関しては、菅政権が掲げる携帯電話料金の値下げに向けた動きとの見方もある一方、グループ一体となって5Gなど次世代分野への投資を加速させていく狙いもあるとみられる。
これを受けて同日29日には、通信インフラのシェアリングなどを手掛けるJTOWER<4485>がストップ高に買われた。同社は昨年7月にNTTと資本業務提携しており、思惑買いが向かったようだ。
NTTグループ向けに事業を手掛ける銘柄では、通信工事大手の協和エクシオ<1951>やコムシスホールディングス<1721>、ミライト・ホールディングス<1417>など。また、通信計測器大手のアルチザネットワークス<6778>は、NTTドコモやNEC<6701>、富士通<6702>、フィンランドのノキアなどを主要取引先としており、直近9月3日には5G向け「高負荷機能」テストソリューションをNTTドコモから受注している。
そのほか関連銘柄として、計測機器大手のアンリツ<6754>をはじめ、多摩川ホールディングス<6838>、santec<6777>、双信電機<6938>のほか、大井電気<6822>、岡本硝子<7746>、山洋電気<6516>などをマークしておきたい。