ユニチカが大幅反発、保険金計上で非開示だった21年3月期経常は7割増益
ユニチカ<3103>が大幅反発している。1日、非開示だった21年3月期の連結経常利益が前期比74.4%増の55億円に拡大する見通しと発表しており、これを好感する買いが入っている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響が年間を通じて発生すると仮定し業績予想を作成したという。売上高は前期比8%減の1100億円と減収を見込むものの、宇治事業所で発生した火災事故にかかる保険金として約30億円を計上することが利益を押し上げる見込みだ。また、未定としていた今期の年間配当は前期に引き続き無配とする方針も明らかにしている。
最終更新日:2020年10月02日 10時56分