5万円以下で買える、低PBR&低PER 9社 【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2020年10月25日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、赤字決算や無配の企業が数多くあることには留意したい。

東証2部、新興企業では359社が最低投資金額5万円以下で購入できる。今回は、割安を見分ける基準として実績PBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を割りこみ、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る、低PBR・低PER銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)実績PBRが1倍以下、(3)予想PERが10倍以下、(4)最終損益が黒字かつ有配 ――を条件に投資妙味が高まる9社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBR、PERは23日現在)

なお、23日(金)に配信した「5万円以下で買える、低PBR&低PER【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  実績  予想

コード 銘柄      市場    金額   PBR   PER

<3236> プロパスト   JQ   15900  0.89   7.8

<3242> アーバネット  JQ   26800  0.74   7.6

<1443> 技研HD    東2   29400  0.58   6.0

<3035> KTK     JQ   29800  0.51   9.0

<3238> セントラル総  東2   31000  0.37   4.8

<6881> キョウデン   東2   31500  0.84   8.2

<4707> キタック    JQ   31900  0.68   9.2

<5284> ヤマウ     JQ   47300  0.52   5.4

<5285> ヤマックス   JQ   49800  0.54   6.8

※単位はPBR・PERが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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