<動意株・26日>(前引け)=ツインバード、インパクト、東邦鉛

材料
2020年10月26日 11時34分

ツインバード工業<6897>=カイ気配。前週末23日の取引終了後、米グローバル・クーリング社(オハイオ州)から、フリーザーボックスを初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台を新規受注したと発表しており、これが材料視されている。ツインバードのフリーザーボックスは、マイナス50度C以下の精密な温度制御に広く使用されている、厳しい温度管理が求められる分野の保冷輸送に用いられている製品。グローバル・クーリング社では、同フリーザーボックスを超低温のポータブルシステムに組み込み、バイオ医薬品の保管と輸送、薬局、診療所、病院、地域の保健機関向けの世界的なワクチンの保管と流通に使用することを目的とした製品として採用しているという。なお、21年2月期業績への影響は精査中としている。

インパクトホールディングス<6067>=急反発。同社は流通向け覆面店舗調査や電子看板を主軸に販売促進支援などを行っている。23日取引終了後、双日<2768>と資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなった。双日を引受先とする15万6000株の第三者割当増資を実施し、業務面では双日の物流網を活用してアジア地域での小売事業で連携を図ることで業容拡大が見込まれる。

東邦亜鉛<5707>=連日の年初来高値更新と気を吐く。同社が前週末23日取引終了後、21年3月期通期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の14億8000万円から40億円(前期実績は142億1700万円の赤字)と大幅に増額しており、これを手掛かり材料に投資マネーの攻勢が加速した。中国では新型コロナウイルスの影響が一巡し経済回復色を強めており、亜鉛市況の回復などを背景に同社の収益改善が進んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.