日東富士が後場大幅高、21年3月期営業利益予想を上方修正
日東富士製粉<2003>が後場大幅高している。午後1時ごろ、21年3月期連結業績予想について、営業利益を39億円から41億円(前期比10.6%減)へ、純利益を30億円から33億円(同2.5%減)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、外食向けパスタや贈答向け菓子用の小麦粉を中心に減少し、売上高は580億円から560億円(同2.7%減)へ下方修正した。ただ、外食事業におけるケンタッキーフライドチキン店が持ち帰り需要を捉えて利益を伸ばしていることに加えて、生産設備にかかる保守計画の見直しによって修繕費の削減を図ったこと、更に、旅費・交通費をはじめとした販管費が減少していることなどが利益を押し上げるとしている。